自己重要感が大切
自分のことを重要と思う事が、しあわせの一つの条件だと思います。
その段階として、
1.自由を求める
2.自由を求めると孤独になる
3.孤独になると他人からの承認を求める
4.自分も他人も良いと思えるモノを追求する
という流れがあると考えることもできます。
自由を求める
人には、自分が好きなようにしたいという欲求があります。
あれこれやりなさいと拘束されるのは辛いモノです。
赤ちゃんでも、抱っこされているだけで無く、自分で歩きたくなるのです。
生きるためには、食べ物が必要です。
ですから、本来であれば、食べ物を獲得するために行動する時間が必要です。
しかし、その時間からも自由になりたくなり、誰かを働かせようとします。
そこで、競争し主従関係が発生します。
昔は、力が強いモノが主になっていましたが、今は、知識が多いモノが主になっているように感じます。
自由を求めると孤独になる
やりたいことばかりやっていると、誰からも相手にされなくなり、孤独になります。
競争の勝者(主)は、競争の敗者(従)がいるから、主従関係を感じることができるのです。
従が競争をやめると、主は孤独になるのです。
同じくして、競争をやめた従も孤独になります。
また、自分が好きなことを一人でやっていると、それ自体が無意味に感じてくるのです。
実は、全てのことは無意味だということに気がついてしまうのです。
孤独になると他人からの承認を求める
孤独になると、自分以外の誰かから、認められたくなります。
自分の作ったモノが、誰かから褒められたり認められるのは、自分が褒められているのと同義であるため、嬉しいのです。
自分も他人も良いと思えるモノを追求する
競争では、勝者は敗者から認められているのですが、この場合は他人は敗者になってしまいます。
同じように、他人から褒められるということも、自分が勝者で、他人が敗者になるのと似た状態になります。
そこで、相手も自分も良いと思えるモノを、相談して作り上げていくのです。
そのことにより、自己重要感をお互いに高めることができるようになります。