指の第一関節が痛い理由と軽くする方法は?
2017/03/19
最初に気がついた膠原病の症状は、手首の痛みと指が曲がらない事でした。
目次
私の症状
・左手人差し指の第一関節の痛みから始まって、両手のすべての指が痛い。
・車を運転中にハンドルを滑らせる動作が痛い。つまり、横に力がかかったときに痛い。
・朝の方が痛みが強く、曲がらない。
・手首に体重をのせると痛い。
という状態でした。
指の第一関節が痛い場合に疑われる病気
まず、いろいろと調べました。
しかし、これだという答えはありませんでした。
それでも、下記の3つが疑われることが分かりました。
- ヘバーデン結節・ブシャール結節
- 腱鞘炎
- リウマチ
そこで、この中からどれに該当するのか、検討していきました。
ヘバーデン結節・ブシャール結節
この病気の場合は、関節の変形があるということと、手首の痛みや朝の方が症状が重いという事が無いということで、除外しました。
腱鞘炎
私は10年ほど前に腱鞘炎になったことがあり、腱鞘炎を疑いました。
キーボードやマウスを変えてみて数ヶ月様子を見ましたが、症状は改善しませんでした。
腱鞘炎は、使いすぎが原因のため夜の方が症状が重い、ということを見逃していたため除外するのに時間がかかりました。
リウマチ
その後、朝の方が指が痛いという事に気がついて、リウマチを疑いました。
しかし、リウマチの場合は、第2関節が痛くなる方が多いということで、これも除外して、腱鞘炎を疑い続けていました。
その間に、症状が進行して、リンパの腫れとなり、結局、病院に行って血液検査をしたところリウマチではない膠原病の強皮症ということが分かったわけです。
指の第一関節が痛い場合はじめにやること
そこで、もし第一関節が痛いのであれば、最初に膠原病の初期症状に合致するか確認をされた方が良いと思います。
そして、初期症状と合致する点がいくつかあるのであれば、膠原病の検査をオススメします。
というのも、他の病気と違って、膠原病の状態によっては進行性があり、次々に違う症状が現れる可能性がありますし、見えないところで合併症が発症している可能性もあるためです。
膠原病の検査をするといっても、抗核抗体とリウマチ(RFもしくは抗CCP抗体)の血液検査をすれば良いだけなので、かかりつけの内科のお医者さんにお願いできます。
専門的な膠原病のお医者さんや整形外科に行くのは、その後で良いかと思います。
膠原病で指が痛くなる原因
1.免疫が暴走している
免疫細胞を作るために、関節のコラーゲンを分解して、使っている。
免疫細胞が先に作られるため、関節の原料が不足して痛みになる。
2.必要な栄養不足
必要な栄養を食べていない。
腸内細菌の異常により必要な栄養を吸収できていない。
3.不要なモノ(アレルゲン等)を吸収している
リーキーガットにより、腸から不要なモノを吸収している。
呼吸や接触によって不要なモノを吸収している。
上記の原因が複合的におきているため、指の痛みという結果につながっていると思います。
膠原病の指の痛みを軽くする方法
指の痛みと約2年つきあってきてわかった、痛みを軽減する方法は以下になります。
・急な日焼けをしないようにする(重要)
日焼けをすると、メラニンの生成に優先的に栄養が使われるため、関節に必要な栄養が不足します。
・ストレスを軽減することで免疫力を上げる
・2、3日の断食をして腸内細菌をリセットする
・腸内細菌を整えるため、乳酸菌のカプセルを飲み、糖分(できれば炭水化物も)を控える
・生肉や卵などで優良なタンパク質を摂る
・防腐剤や変色防止剤や化学調味料などの食品添加物は避ける
・リーキーガット対策のため、カンジタ対策のサプリメントを飲む
・コラーゲン溶解ブロックのサプリメントを飲む
指先を強く曲げてもこれ以上曲がりませんでした