体に不要なモノを入れない
2017/02/10
免疫とは、自分に必要の無いものを排出して、自分を維持するためのシステムです。
免疫にしっかり働いてもらうために、無駄な作業を減らすのです。
目次
体の入り口
まず、自分の体にどこから入ってくるのかを理解します。
口
口は最も多くのものを体に取り入れる入り口です。
食べ物を食べて、体を作るのですが、気をつけないと不要なものまで入れてしまいます。
また、呼吸により空気を肺に入れることもできますが、呼吸は本来は鼻の役割です。
口からも呼吸ができるようになったのは、激しい運動時の酸素供給と言葉を話すことが重要だったためです。
つまり、口呼吸を常用するのは良くないのです。
鼻
鼻は呼吸によって、肺に空気を入れるためにあります。
異物が入らないように、鼻毛や粘膜があるのは、そのためです。
また、においを感じるため、鼻から微量な成分を吸収します。
皮膚
皮膚は、基本的には体の中に他の異物が入ってこないように、体を守る役割をしています。
しかし、一部は浸透することで、吸収してしまいます。
シャワーや化粧や蚊に刺されるなどです。
また、人にも皮膚呼吸という機能もありますが、人の場合はそれほど重要では無いようです。
目・耳
目や耳からは、いわゆる視覚情報や聴覚情報が入ってきます。
技術の進歩により、本やTVやパソコンが使われるようになり、情報量が増えました。
健康には関係ないと思われるかも知れませんが、不要な情報はストレスにもなります。
口から入ってくる体に不要なモノ
食べ物
食べ物に関しては、別に書いたとおりです。
それぞれ、自分の環境や体に相談しながら、摂取するしかありません。
基本的には、食べ物に添加されている
- 保存のためのモノ
- 輸送のためのモノ
- 見た目をよくするためのモノ
は、食べる必要が無いのかなと思います。
インプラント
歯の治療により、金歯や銀歯がある場合は、金属アレルギーの可能性があります。
レジンという白いプラスチックによる詰め物がある場合は、化学薬品のアレルギーの可能性もあります。
銀歯をセラミックに変えることで、膠原病の症状が軽くなったという方を知っています。(保険適応外になり、高額になります。)
鼻から入ってくる体に不要なモノ
周辺環境では、排気ガスの影響などがあるかもしれませんし、家では壁や床の建材に含まれる化学薬品の影響があるかも知れません。
仕事で揮発性の薬剤を使う場合は、その影響があるかも知れません。
皮膚から入ってくる体に不要なモノ
石鹸・ボディーソープ・歯磨き粉
人の体の表面や体の中は、常在菌によって他の菌の侵入を防いでいるため、それらを洗い流す事で、雑菌に感染しやすくなります。
また、石鹸の成分が浸透して、それらを排出するために免疫が働いているということもあります。
今の世の中で、石鹸を使わないのは少数派かも知れませんが、曾祖父母以前の時代では普通のことです。
最近、アメリカで薬用石鹸の販売が禁止されましたが、意味合い的には同じです。
アレルギーの検査をする
アレルギーとは免疫反応の一つです。つまり、何が体に入ってきたときに免疫が働くのかを調べます。
免疫を無駄に働かせないように、入れないようにするのです。
アレルギーは人によって反応が異なるので、ピーナッツを食べても大丈夫な人もいれば、急激に免疫反応を起こして、命が危なくなる人もいるのです。
アレルギーにはすぐに反応の出るモノと、数日後からじわじわと反応が出るものがあります。
即時性アレルギー(IgE)
食べたり吸引したりすると数分から数時間で反応する免疫を調べます。
たとえば、花粉症でスギなのか、ヒノキなのかを調べたり、何の食べ物にアレルギーがあるかを調べるため、病院で検査することができます。
遅延性アレルギー(IgG、IgA)
数時間から数日後に反応が出る免疫を調べます。
保険適応外のため、日本で検査できるところは少なく高額らしいです。
amazonなどでキット(約3万円)を購入してできます。
私の場合は、そこまで気にせず、ある程度は好きなものを食べていたいので、まだ検査していませんが、悪化した場合はすぐに検査をすると思います。
目や耳から入ってくる体に不要なモノ
本来、本能的に自分に必要なモノと不要なモノを選んでいます。
妊娠すると、酸っぱい食べ物に執着したり、日常の行動が大きく変わりるのは、赤ちゃんを育むために本能が強くなるためだと思います。
しかし、資本主義社会で本能に効果的に作用する広告などが研究された結果、自分に必要の無いものが欲しくなっています。
そこで、テレビや新聞などの広告を見る機会を減らすのです。
また、買い物をするときに値段を気にしがちですが、医療費に比べれば安いモノですので、本能的に求めている食べ物を選ぶのが良いかと思います。
スーパーには様々な工夫がされていますので、私は旬のものを地元の直売所で買うようにしています。