私の考える膠原病の5つの原因
2017/02/10
膠原病の原因は不明だといわれていますが、私は下記のように考えています。
目次
栄養が不足している
まず、大きな原因として、なんだかの理由で栄養不足なのでは?ということです。
肉体の物質の流れ
食べているから大丈夫?
しっかりと食べているから、栄養失調になっているとは思えないかもしれませんが、食べても吸収されなければ栄養失調になります。それは、
食べて体に残るもの=食べた物-出した物
だからです。
吸収されなければ栄養失調になりますし、出す方が多くても体を維持できないのです。
つまり、腸などの内臓が正常に機能していないと吸収できていないのです。
さらに、正常に機能していないと吸収できないだけで無く、不要な物や体内に入れてはいけない物を吸収してしまうこともあるのです。
吸収した栄養はどこで蓄えられる?
腸で吸収された栄養のうち、脂質は脂肪として蓄えられて必要なときにエネルギーとして使います。
タンパク質の原料のアミノ酸は、細胞内のアミノ酸プールに蓄えられるのですが、私は、皮膚や内臓や骨のタンパク質の原料であるアミノ酸の一部はコラーゲン線維(膠原線維)としても蓄えられるのではないかと考えました。
もしくは、タンパク質を分解して使われる際に、支障の少ないコラーゲン線維から優先的に使われるのでは無いかということです。
蓄えられた栄養はどこに使われる?
コラーゲン線維は、必要なときに分解されてアミノ酸になり、再合成されて皮膚や内臓や骨のタンパク質になる他に、免疫細胞(抗体)になるのではと思ったわけです。
そして、体を形成するよりも、体を外敵から守る方が大切なため、免疫細胞を作る方が優先されるため、免疫が正常に働いていない膠原病の場合、関節や臓器の新陳代謝がうまくいかなくなり、関節の痛みや皮膚や臓器の異常が出るということです。
無意識の欲求に答えるべきだけれど意識が邪魔している
妊娠中につわりになったり、変な物が食べたくなったりするのは、赤ちゃんが体の中にいるため、無意識に赤ちゃんに必要な栄養を欲していて、それが意識的な行動に現れるためでは無いでしょうか。
しかし、現代では「これが食べたい」という欲求の前に、環境によって手に入る食べ物の種類や金額という要素が意識的にあるため、必要な栄養を摂取しづらいです。
そこで、無意識に従って食べることで、治るのでは無いかと考えました。
人は30日食べなくても生きられる
上記のような体の原料の流れを考えた理由は、体は入れ替わるといわれる反面で、30日食べなくても生きられるという2面性です。
つまり、入れ替わるための原料を入れなくても生きられるということは、
- 再利用している
- 蓄積された分から使用している
- 入れ替わりを停止させることができる
いずれかの方法もしくはその組み合わせでも、生きられるということです。
心が老化加速スイッチを押した
人は、産れると成長して老化して死ぬように遺伝子によって設計されています。
つまり、元々、機能が低下していくようにできているのです。
老化加速スイッチとは
体のいろいろなところに、体の機能低下を促進するスイッチがあり、それを加速スイッチと考えています。
生活習慣によってオンオフが決まることもありますが、心の使い方によってオンオフが決まる方が強いと思います。
生活習慣のスイッチ
例えば、タバコを吸ったり、お酒をたくさん飲んだり、暴飲暴食をしたり、睡眠不足になると、体の機能が低下します。
体に悪いと思っていることがやめられないのは、うまく心が使えていないためです。
心の使い方のスイッチ
やりたくないと思う事ばかりをやっていると、生きるということをやめたくなるのではないでしょうか。
意識的に現れると、心の病気となり、最悪の場合は自殺してしまいます。
無意識的に現れると、自己免疫疾患になるのでは無いかと思うわけです。
自分自身で自分のことを重要だと思えなくなると、老化加速スイッチを押してしまうのでは無いでしょうか。
本来は、やりたいことがあり、そのためには健康であることが重要となります。
そして、自分の存在は重要であると思うことで、機能低下を遅らせることができると考えました。
つまり、闇雲に健康を求めるのでは無く、その先にある本当に自分が欲している物を求めることが、健康であるための秘訣の一つだと思います。
もし、機能回復ができないなら
人間の場合は、病気で機能を失って、機能回復ができないようになることもあります。
トカゲのしっぽのように簡単に再生できれば良いのですが、今のところそうはいきません。
しかし、普通に生きていても老化して機能を失い、できることが減っていきます。
これは、人間として自然の流れです。
また、他の人にある機能を持たなく産れてくることもあります。
その時は、産れながらにして、その能力であったと考えて、その中でできることを考えるのではないでしょうか。
そこで、人間には本質的に、できなくなったことを考えるのでは無く、「できることを考える」という能力が備わっているのです。
免疫が上手に働いていない
上記の2つの理由により、免疫が上手に働いていないため、自己免疫疾患になると考えました。
免疫の主な2つの働き
免疫とは体から異物を排出することですが、免疫の働きは、入ってきた「異物を捕らえる働き」と「排出する働き」の2つあります。
「排出する働き」は、花粉症などのアレルギーや皮膚炎などのアトピーで目に見えます。
それに対して、「異物を捕らえる働き」は、体の中でおきているため、目で見えません。
しかし、免疫が働いている状態を経験的に知っています。
それは、風邪のように病気になったときの症状です。
風邪の「排出する働き」はくしゃみや鼻水などです。
それに対して「異物を捕らえる働き」が、免疫が活発なときの症状です。
免疫が働くと風邪のような症状になる
免疫は体の中に異物が入っていない状態であれば、激しくは働いていません。
逆に何かの理由で、免疫が活発に働いていれば、体内では風邪をひいているような状態になります。
つまり、いつも風邪のような症状がでるため、
- 熱が出る
- 体がだるい
- 朝起きられない
- リンパが腫れる
- 関節痛
などの症状が現れるのです。
上記2つ以外の理由
医療の発達により、免疫系に作用する様々な薬ができました。
早く治療するために使用する薬や、免疫力を上げるために使用した予防接種です。
その時に、症状を回復したり、最悪の事態である「死」を予防したりするには、仕方が無いことかもしれません。
しかし、それが後になって、免疫を狂わせてしまう事になっていると思います。
薬が悪いわけではありませんが、無理をするために副作用があるのだと思います。
まとめ
以上のことから、私が考える膠原病の初期症状が現れている原因は以下の通りです。
- 栄養失調である
- 体に不必要な物を取り入れたため免疫が出そうとしている
- 体に不要な物をとり続けている
- 心の使い方がうまくいっていない
- 免疫力が下がっている
そして、その原因から治療法を考えました。